2018/11/16 拒絶
Nとカフェかどこかで向かい合って和やかに話した。
私はMの父親がオーナーの飲食店で働いていた。店を見にきた彼に私は挨拶しに行った。「君はなかなか賢くてうちの息子とも仲良くしてくれているようだね」のように、言葉に嫌味が染み込んでずっと薄ら笑いの人だった。私は初めからずっと諦めた感情を抱いて話していた。彼は私の才気や知性を褒めてくれてもお前の本質や出自を思い出せばそんなものはすべて無に帰すのだと、決してその核心を口に出すことなく伝えてきた。
私は暗に息子から離れろと伝えられているのに、むしろ彼のような人間に褒められたことを嬉しくさえ思いつつ、悲しく寂しく途方にくれる気持ちになったところで目が覚めた。
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現実に限りなく近いリアルな夢だった。Mといると気持ちが華やぐことやそれとは反対に窒息しそうになるようなことや、そういうことの全部の理由がわかった気がして、目覚めた時 妙に納得した気持ちだった。
布団から抜けないまま書いた携帯のメモは解読不能で、特にNの部分は記憶からこぼれ落ちてしまった。彼女は元気にしているのかな。