My dream journal

①睡眠中に、あたかも現実の経験であるかのように感じる一連の観念や心像。視覚像として現れることが多いが、聴覚・味覚・触覚・運動感覚を伴うこともある。②将来実現させたいと思っている事柄。③現実からはなれた空想や楽しい考え。④心の迷い。⑤はかないこと。たよりにならないこと。(デジタル大辞泉)

2019/12/06 恐怖

夜遅くに家に帰って、布団に寝ている2人の男性のうち1人に顔を近づけようとするとぱちっと目を覚まし「おかえり」と眠そうにしながらもベッドから降りる素振りを見せられて胸がぎゅっとなり、私は正座して「遅くなりました」と笑う。 ふと玄関を振り返ると扉…

2019/12/05 白いタートルに白いダウンを着て

弟と私は図書館の共有スペースで課題をしている。遠くに父が現れ、目で帰るぞと伝えてきた。私はロッカーに預けているスーツケースのことを忘れ父に歩み寄り、弟が帰りの準備をしているの待つ。父が「ラーメン行く?」と言うので、「え?こんな時間に?お腹…

2019/08/24 水辺

AちゃんからLINEで告白されて、OKを出した。女の子同士だけど。 海辺に人がたくさんいる。それは変わっているけど素敵な海で、背よりもはるか上にある堤防から水のしぶきが強く降ってきたり、小高いところに人口のプールがあったりする。Aちゃんは私を振り返…

2019/08/22 紺碧のイモ

東南アジア系の若い女の子が運転する天井のないミニトラックの助手席にいる。明るくてスピードが心地いい。 着いた屋台で深い青の芋が水を張った鍋にたくさん入っているのを見ている。その青くて細い芋にはネオンカラーの水色の斑点がある。湯の温度が上がり…

2019/07/28 息が吸えない

肩の高さほどあるシーソー型の長方体の箱。片側に医者、片側に私がいる。箱は文字通りカタンカタンと音を立ててシーソーのように動かせる。私の側には空気を吸う機械や、椅子がついていて、私は歯の治療をされようとしている。騒ぐほどではないが時々わけも…

2019/07/16 大量の茹でたきゅうり

何人か知った顔のある、全体では30人ほどいる部屋で私たちはぺら一枚置かれたA3の紙を囲み食い入るように見ている。司会か採用担当か、一人だけ立場の違うベリーショートの背筋の通った女が大きな口で「あなたはそれを選ぶのね」などと口を出してくる。A4の…

2019/5/29 藻に毒される

田舎らしい独立店舗型のスーパーマーケットの中を縦横無尽に棚の上にものぼりながら走り回っている。空気という目に見えない箱の中で無数の目に映らない細かさの生物がビリビリと音を立てると、私は音の方に向かってレーザー銃のような駆除の機械を発射させ…

2019/04/29 逃亡

1人の背中が階段の前にある防犯ゲートの横をすり抜けて7段ほどを駆け上っていく。もう1人のNも短い警報音を鳴らせて身体を少し斜めにしている。後ろに続いていた私は「えっ?(通って)いいの?」とNに聞く。振り返ったNは「うんうん!大丈夫!ほら誰もこない…

2019/04/09 座席のない飛行機の硬くて冷たい床

蝶々が二匹飛んでいる。黄色のものと橙色に黒い柄のあるもの。黄色の約4cm四方の蝶々が私の方に向かって落ちてくる。私はそれを手で払おうとして腕を振り回すだけで払えない。 座席のない飛行機の機内にいる。赤いポロシャツを着てパンツをはいた髪の短い女…

2019/03/29 ショッピングモールの真ん中の

父と弟がキッチンで袋麺を作っている。私も「プルタックポックンミョン貰ったの。辛いんだよ!食べたことある?」と同じく作り始める。父がお湯をよいタイミングで沸かしてくれたり場所をあけてくれたりしながら作る。ダンボールの中に麺と赤いソースを入れ…

2019/03/15 明るいベッドルームと暗いバスルーム

Mさんは客室乗務員。会社が定めたいいホテルの一室の朝。それ自体が光っているような真っ白なベッドのシーツを見ながら、私は身支度に焦っている。なかなか外に出られる見た目に完成できない。それに比べてMさんは小綺麗な装いで余裕そうだ。「先に行ってる…

2019/02/16 金色と緑色

A駅からの最終のバスを逃した。最近のタクシーらしくワゴンタイプのそのバスは天井が高くて箱型。S先生(高校の時の英語教師、小さくてメガネかけたマモーみたい。)が運転していて知り合いが皆乗ってる。 バスの出発あと1分というところで私はターミナルに着…

2019/02/09 白いナメクジとお手紙

私はKSと話をしている。そのうちKSと共に銀の板と床のわずかな隙間を何枚も何枚も這いつくばってくぐった。その床に垂直にある銀の板には白くて見るからにぬめぬめしたナメクジがまばらにたくさん付いている。 どこか一軒家の中らしい部屋に着いた。KSは私に…

2019/02/14 ベンガルとライオン

成人式みたいな卒業式みたいな大きなセレモニーに参加している。屋外の会場で、芝生の上にパイプ椅子が並べてある。 私は3人組お笑い芸人で隣に座るメンバーの太った女の子に寄りかかって居眠りしている。嫌がられるので通路の方に傾いたりしながら。太った…

2019/02/02 黒い黴と洋書

私はHとコンビニの駐車場にいる。Hも私も高校の制服を着ている。学ランとセーラー。自転車のそばに立って話をしている。2人とも煙草を吸っている。誰かが近寄る気配がして、Hは自分と私にそっと毛布をかけて隠す。背中を合わせて横たわっている私は、背中越…

2019/01/26 どんぐりの味

私はKちゃんの家の玄関にいる。彼女に「遊びに来たのだ」と紹介されて、車に乗ったままのお父さんにご挨拶する。お父さんはパソコンや書類が幾重にも重なった蛍光灯の書斎を持っている。 まだ明るい朝でKちゃんはドレッサーで支度している。私はというとベッ…

2019/01/17 方向音痴、空間把握能力欠如

バスターミナル、空港、高校の校舎、ショッピングモールを全部足したような広い広い建物の中にいる。青とグレーの色調で、4階建て。中心部は吹き抜けになっていて、それぞれの階から天井や他のフロアが見える。東西南北、そして中央にエスカレーターと階段が…

2019/01/17 深夜のリビング

父がリビングで女と電話している。その女は父のことを好きで、父を邪に揺すっているようだ。電話を切った後、父は途方にくれた顔で母に助けをもとめた。母は得意げになって今から2人でその女に会いに行こうと言った。 外出するような時間ではない。母はすで…

2019/1/3 濃い緑、透ける白

大きな木の下、ベージュの砂の運動場、横に広い長方形、変わった形の白線の内側で、ドッチボールをしている。周りには同い年の頭や背が沢山ある。158cmの私は、あちらの方で誰がボールを持っているのか分からない。分からないなりに人の動きや空気でボールの…

2018/12/31 黄色と灰色

自分の部屋のドレッサーの前に座って、髪を前髪を含めて半分に割って、三つ編みにしようとしている。 鏡でなくカメラで顔を見ていたら、私こんな顔だったっけ?という疑問がうまれる。鏡ごしにママが後ろにいることに気付く。そのベランダには雨が降っている…

2018/12/27 忘れもの

朝、高校の教室に入る。机の上で鞄の中身を広げると、色々なものを家に忘れてきたことにきづく。ムースの付いていないパーマの髪が細く乾燥してはらはらと顔にかかる。それを見て誰かが「朝時間なかったの?」と聞いてくる。「そー。」と答えながら漁る鞄に…

2018/12/19 "あなたを探してる隠した瞳の奥で"

MVが始まった。NEWSの増田貴久が海上の岩の上に仰向けになって歌っている。画面の左下に「海街diary-z」と表示が出て、絶望的にダサいネーミングセンスだな…と思った。歌詞の内容は恋人を亡くして虚無や寄る辺なさの中にいる物語だった。歌う増田貴久の幼く…

2018/12/18 冬

髪をさらに短く切った。ベリーショートくらいに。 2回目か3回目の映画を観た。 新小岩行きの電車に乗る。斜め前の方に座っている3人連れの中にYがいて、「杁中に着いたら…」と話す声が聞こえる。 --- 半分頭が寝たまま書いたメモに残っていたままを記した。…

2018/12/17 陶器の仮面

20代の男女が向き合ってテーブルについている。女の方がはしゃいだ話し方で「ねえ見てあの人…」などと対面に座る男に話している。顔の上半分を白い仮面で隠した男が歩いている。それを女が面白がってチラチラ見ては、口元を隠すように笑って男に話す。人が不…

2018/12/15 鉛色の事務所

家の寝室(ダブルベッドが並べて2つある部屋)でKとK’と3人で川の字になっていた。私はK’の手を取ってじゃれたり顔を近づけたりしている。足元にあるテレビを観ていて、薄毛について詳しくなった。 私はどこかの事務所にいる。S店長が常連のWに話しかけられて…

2018/12/09 揺らぐルーツ

母に何か性格に関する否定を言われた。いつものあの救いを残さない言い方で。私は狼狽えて、苛立った。3つほど言われた。浅い眠りで、その時二の腕や鎖骨をかきむしって、この夢から覚めてもその跡があった。 幼い頃から家ぐるみで親しいG家。私たちの家に代…

2018/12/02 一面の白い花

泊まるところがないのか、終電を逃したのか、私はKと見覚えのない部屋にいる。雰囲気から察するに女の子の部屋。テレビがついている。画面の右上の時刻表示が00:05で、私はKに「帰らなくちゃ。ママに叱られる。」と言う。部屋も外も暗くてテレビだけが明るい…

2018/11/26 光

自分の部屋で眠っている。左に光のような人のような何か分からないものが、裂けるような音を伴って、落ちてくるように飛び降りてきたように現れた。怖かった。 心霊現象だ!と慄いて、逃れようとした。隣の部屋で寝ているはずの母を「たすけて、ママ」と繰り…

2018/11/20 耳の骨

小さい料理屋さんのようなところで、一人で赤いギンガムチェックのクロスのかかった席にいる。厨房の入り口の目の前。私はほろ酔い。 暖かい柔らかい木の味がする赤ワインを自分で注いで飲んでいる。何か軽いチキンや魚をつまみながら。 厨房の方で「これは…

2018/11/16 拒絶

Nとカフェかどこかで向かい合って和やかに話した。 私はMの父親がオーナーの飲食店で働いていた。店を見にきた彼に私は挨拶しに行った。「君はなかなか賢くてうちの息子とも仲良くしてくれているようだね」のように、言葉に嫌味が染み込んでずっと薄ら笑いの…