2019/03/15 明るいベッドルームと暗いバスルーム
Mさんは客室乗務員。会社が定めたいいホテルの一室の朝。それ自体が光っているような真っ白なベッドのシーツを見ながら、私は身支度に焦っている。なかなか外に出られる見た目に完成できない。それに比べてMさんは小綺麗な装いで余裕そうだ。「先に行ってるね」と涼やかな声で言いおいてMさんは部屋を出て行った。
私は「間に合わせなくちゃ」と慌てて洗面室に這った。星か花かの形に切りだされた鏡が顔を映す。濃い紫の壁にくすんだ青緑のカーテンがかかった美しい洗面室だった。
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ここまでしか覚えていない。夢で見たホテルはモダンで美しかった。このごろ夢を覚えていないことが増えた。