My dream journal

①睡眠中に、あたかも現実の経験であるかのように感じる一連の観念や心像。視覚像として現れることが多いが、聴覚・味覚・触覚・運動感覚を伴うこともある。②将来実現させたいと思っている事柄。③現実からはなれた空想や楽しい考え。④心の迷い。⑤はかないこと。たよりにならないこと。(デジタル大辞泉)

2019/02/16 金色と緑色

 A駅からの最終のバスを逃した。最近のタクシーらしくワゴンタイプのそのバスは天井が高くて箱型。S先生(高校の時の英語教師、小さくてメガネかけたマモーみたい。)が運転していて知り合いが皆乗ってる。

 バスの出発あと1分というところで私はターミナルに着いた。地面にビタンと薄い靴底の音を立てて。バスに乗せてほしくて立ちはだかったりするのに二度も私を巻いてわざと乗せてくれなかった。マモーがニタニタした顔でこちらに目もくれずターミナルを出て行った。

 私は終バスを逃すと叱られることやどうやって最速で家に辿り付こうかと、あらゆる不安にかられ普段ないほどはっきりとストレスを感じる。A駅の構内に戻る。電車の本数はもう残りわずからしいが、人はまだたくさんいる。そのことに少し安心する。切符の券売機から小銭が、特に10円玉が手にいっぱい出てきて困ってしまった。財布が膨らむのが嫌でその辺にあった募金箱にそのままザラザラと入れた。隣の券売機のN女子高校生も困っていた。

 ホームはそこそこ人がいてどうも皆学生のようだ。

 電車の中、外国人女性の先生が人を挟んで私の左に立っている。私との間にいるマスクの女の子に「あなたは化学アレルギー?」、「くしゃみが」などと在日英語教師特有の間の抜けた明るさで話しかけている。私の左前方の席には外国人男性の先生が座っていて、「○○○(私の名前)は立ちはだかったくせに、バスが止まったらすんってしたんだ面白かったよ!」とさも可笑しそうに話題をふってきた。私が視線だけ動かし"Was it like that? I don’t think so."と小さな声で刺すように返すと彼は閉口した。

 

 小さい虹のアイコンを集めるアプリをしている。🌈と☁️を合わせたような小指の爪大のアイコンが画面にいくつかある。手描きのイラスト基調で画面が可愛らしい。

 何か言葉や文章を呟くと蜂の巣の色をした葉っぱ一枚になる。画面に収まる大きさの葉の中に文が反映される。

 頭が一個の蜂、二個の蜂、三個の蜂とグレードがあって、呟くと一個の蜂がどんどん増えて徐々に二個の蜂、三個の蜂へとグレードが上がる仕組み。

 頭が二個の蜂が説明しだしたのは、「新しい世界で生き残っていくのは大変!だから、近くに植物を植えてその力を借りよう!」という遊び方。蜂にも植物にもキャラクターらしい可愛い顔がある。

 植物を植えると蜂がパワーがアップして、植物にパイナップルのような実が生えたり金色の蕾ができたりする。(※ここで蜂と植物の役割がすり替わってしまっている。)

 実際に植物を植えてみると、それにパイナップルみたいな実がにょきにょきと頭に4つほど生えた。侵略してきた強そうな蜂も「あんな立派な実を付けられるんだから」と尊敬して侵略をやめてくれる。

 アプリ自体の違う遊びの面では、長老みたいな言葉を話す観葉植物がいて私の部屋の外に立っている。部屋に入ろうとしたら、さっき植えた頭が2つの蜂さんの植物がドアに満ちるように生えていて、私は長老のいるドアに遠回りする。「こんにちは。お水欲しい?」と聞くと「いいや、大丈夫だよ。」と優しいおじさんみたいなゆったりとして厚みのある柔らかな声で言われた。私は部屋に軽やかに入ってから「でもたぶんお水いるよなあ」と思う。全部が綺麗な緑色で、幹に緑の顔、枝は万歳している両手の長老は電池がなくなったら喋れなくなるんだろうかと、電池式なのに水分量と連動してないのかと、電池式だから水やったらだめなのか?と色々と考える。緑の植物がもくもくと生えている居心地のいい部屋で。

 KYとは昨夜にそのアプリでメッセージのやりとりをした。ローレン・サイちゃんの動画を上げて「まじかわいい」と呟いていた。Mさんはローラが蓮の花の上で寝転ぶ動画を上げていて「ゴージャスって下品やない?」とKYがMさんにメッセージしたというのが私にお知らせされた。

 私には「○○○たん、聞いて。どうして私は卑猥なんだと思う?」という内容を含む長い文が送られてきていた。例の金色の葉っぱの画面の中にKYが挿入したコメントを打ち込む欄があり、そこに私は「KYを卑猥だと思ったことはないよ。ローレン・サイみたいにセクシーでかわいいと思ったことはあるけど。」みたいなことを書いて送信した。お世辞だと思われないといいな、どうしたら嘘でないと伝わるのかなと、言葉を難しく思った。

 そのメッセージを送ったことで小さい虹が集まった。🌈☁️

私は植物のおかげで光が緑に透けるお部屋で折り紙をしていて、本に挟む金魚を作っている。尾ひれってどこ切るんだったかしら。

 

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 途中 改行を入れたところでうっすら夢が分断されている気がする。厳密に言うと続けて2つの夢を見た。

 アプリの設定が謎に作り込まれているけど、今までのゲームやアニメやアプリの記憶の集合体なのかな?これと似たアプリを持っていた記憶は無い。

 最後の方で自分の部屋が植物で緑まみれになっていてものすごく居心地が良かった。葉に透ける光と涼しさと薄ら水っぽい感じが部屋に満ちていた。